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本プログラムは今年で3年目を迎え、2024年7月29日~8月8日の11日間、アジア女子大学(AUW)から12名(6か国の出身:バングラデシュ、アフガニスタン、スリランカ、ミャンマー、東ティモール、パキスタン)の学生を東京大学に迎え、東京大学の学生12名と共に「グローバルサウスにおける公衆衛生」という世界的な課題をテーマに学びました。専門家、研究者による講義のほか、国連人口基金(UNFPA)、国際協力機構(JICA)など実際に活動する団体の話を聞くセッションも行いました。
8月1日には学生たちを有明オフィスに招待し、柳井正理事長が次世代の若者に期待することを語り、FR財団が支援するベトナム人留学生、柳井正財団が支援する海外学士奨学生も交えて、公衆衛生などをテーマにグループディスカッションを実施しました。また、学生が本プログラムで学んだことを大学内外に広く伝えるべく、8日には東京大学でシンポジウムを開催しました。シンポジウムでは東京大学の藤井輝夫総長もご出席の中、講演者と学生の活発な質疑応答が交わされました。
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2024年2月25日より3月3日までの8日間、東京大学の学生男女15名をバングラデシュにあるアジア女子大学(AUW)に迎え、AUW学生16名と共に「難民・避難民」という世界規模の社会課題をテーマに学びました。 今回は、2023年8月に、AUWから10名(6か国の出身:バングラデシュ、アフガニスタン、スリランカ、ミャンマー、ネパール、パキスタン)の学生を東京大学に迎えて、東京大学の学生11名と共に「難民・避難民」をテーマに学んだ内容を踏まえて、改めてバングラデシュという難民問題を身近に抱える場に身を移して学びを深めました。
同大学内外の教授によるレクチャーやディスカッションの他、国際移住機関(IOM)など実際に世界の現場で難民・移民支援に取り組む団体によるセッション、自分自身が難民であったAUWの学生達との対話などを通して、より具体的に理解を深め、その学びを実際にどう行動に移していくのかを両大学の学生が共に考えました。 その他、バングラデシュの主要産業である縫製の工場視察などを通して、同国への理解を深めました。
同プログラムには、東京大学の林香里理事、矢口祐人副学長も日本より駆けつけ、最終日には両大学間の交換留学のMoU署名式が執り行われました。署名式には、両大学関係者の他、同プログラムの学生も参加して互いの関係性の発展を祝いました。この様子は現地メディアでも取り上げられ、今後の両大学の益々の交流が期待されます。
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ファーストリテイリング財団は、2023年9月に発足したフィランソロピー・アジア・アライアンス(Philanthropy Asia Alliance:PAA)に加盟しました。
PAAは、世界的にインパクトのある活動実績のある組織やアジアで慈善活動に取り組む団体が集い、各団体の資金やネットワーク、知見を活用し、アジアの自然環境・教育・公衆衛生に関する課題の解決を目指しています。シンガポール政府系投資会社テマセク・ホールディングス傘下の社会貢献推進機関「テマセク・トラスト」が発起し、23年9月時点で80以上の組織が、総額約8億USドル(1100億円相当)の拠出を約束しています。
FR財団は本年から10年間、PAAのコアメンバーとして参画し、PAAプロジェクトの実施に加え、PAAの運営戦略を協議するImpact Action Councilメンバーとしても参画し、PAA全体によるインパクトの最大化を図っていきます。
関連リンク -
今年2年目を迎える本プログラムでは、2023年8月1日~10日の10日間、AUWから10名(6か国の出身:バングラデシュ、アフガニスタン、スリランカ、ミャンマー、ネパール、パキスタン)の学生を東京大学に迎え、東京大学の学生11名と共に「難民・避難民」という世界的な課題をテーマに学びました。専門家、研究者による講義のほか、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国際協力機構(JICA)、社会福祉法人さぽうと21など実際に現場で難民支援に取り組む団体の話を聞くセッションも行いました。8月8日には学生たちを有明オフィスに招待し、ファーストリテイリングやFR財団の難民支援、社会貢献活動を伝えるとともに、柳井正理事長が次世代の若者に期待することを語りました。また、学生が本プログラムで学んだことを大学内外に広く伝えるべく、10日には東京大学でシンポジウムを開催しました。シンポジウムでは、過去に難民となったアフガニスタン出身のAUW学生が自身の経験を語る場面もあり、東京大学の藤井輝夫総長も交えて活発な質疑応答が交わされました。
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ファーストリテイリング財団のホームページを開設しました